春 / 淡青

春 つくしが土中で泣いている おまえは おまえは気高いよ 淡青 きみのおしりに残るあざ 赤ん坊の記憶 この世でもっともきれいな色 暇でなお暇なとき歩き呼吸とす 夜空を編むのは内気な春の燈

黄金盤

屋上の遊園地でこんにちはと言うだけ きらめいた文字の輪郭が陽に溶ける 鈍色のレコードに君が見つかれば 笑うたびに謝らなくていいのに 大事な針を預けた 星の雲を抜けた この先がずっと見たかった ドンガラガラガラ ガッシャン はー どっこい よいしょ よ…

でか恐竜 重い……………………………………………………………………………… 社会的信用の損失 体裁の崩れ 働かずに生きられないあなたの息子さん 続くわけもない こんな生活 というより興味ない人の文章なんて読めたものじゃない ポーズ取れてすらいない寺 その先の海 帰れない家 日記に…

柔らかな土

南向きの部屋の仏壇で年老いた線香が燃えている。 足先からじんわりと温まっていくような感覚がある。私はいやな汗を掻く。 十年経って、私は自らの欠損に気づく。道路の真ん中で口を開いた亀裂にセメントを流し込んでいる男を見る。 そこに着想を得た私は、…

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新年おめ凧あげました まわりのみんなあの頃とは 別の理由で顔を真っ青にしたり 茶色にしたりしている 凧はいいぞ〜〜 ️を感じるから 凧と自分の位置情報がバグり足が竦んだり本当にする The Whoの流れるステーキ屋 お嬢ちゃん暇?わしメッチャ忙しい!!!…

和訳

濡れ手にあわ 無理の訓練 できね〜 笑ってごまかしてるだけ… (和訳)(和訳)(和訳) けれどよく知っているんだ僕がもう うまく歩けやしないこと幾つものずるは もうしなくていいこともだから僕は こうして君のもとで泳ぐよ 君がこんなに水のようなら僕はきっと…

川底の鉄

むづかしい言葉を余計につかってあなたは誰よりかわいくなろうとする誰も望んではいなかった。苦し紛れに願ったこともまるで本当ではないようだったそれは廊下のつきあたりにあって今も唸っているそうせずにはいられない二度目に顔を上げたときホームに電車…

いちばんだいじな犬小屋に

いちばんだいじな犬小屋に貴方が夢に見たような名前がそこにもあるだろう彼がそんときハマってた蛍光色のスケボーがひとりで走ってゆくだろう駅前広場の黒い鳩そいつが胸を膨らしてあなたは怖いと言うだろうただ考えてもしかたのないことを考える荒野でも迷…

横たわる

港にするには入り組みすぎた海岸線を持ち、毒のある海月・鱏の発現で遊水浴にも適さず、 (もう長いことその類の生き物はとんと身を露わさなくなっていたのだが、一度見放された泥濘にとっては瑣末なことだった) ただなんでもない海に人は訪れず、しだいに近…

波だよ

毎日鳥を1000羽見る 何がくて何がくないのか全然全然全然全然わからないので つまんないとこで鍵をなくしまくる こんにちは 心臓の上が痛いのでいっつもドワ-ッ‼︎て殴ってたら肋骨の折れたおじさんです みんな 前前前♪このやろう… ってなるんだろうな(意 嫌だ …

DRUNKEN HEARTED

ここは海(だよ/でしょ) 感じの暮らしで映画を見 お〜い 元気 何がなくて平気 これから先 みんながたくさんのたくさんの人に出会ってゆくんだろうな 情報の重さ × そうです 小さな頃からお豆腐屋さん buzzかしげもなくbuzzかしがっちゃってさ(おfuzzかすな)…

季http://youtu.be/A3sFlIxLb_Y節 新しい星⑵ 隙間から夜がくる 君はその音を聴いて 靴を履いて宇宙(そと)に出る しずかな 新しい星を探す ちいさな 新しい星を探す 隙間から夜がくる そのすこし前に 君は新しい星を 見つけることができる しずかな ちいさな …

k

きっとうまくやれるよ

今から矮小な星になり、どえらい軌道を描きます そこに椅子あるんで、よかったら座ってて 宇宙の本借りたら宇宙色の宇宙紙(うちゅうし)が挟まってたので 今の願(ねが)ごとを書いたら終わってしまった… 友だちはコメでありな そんなつもりは とか言って嘘くさ…

凧あげ

寝たきりの季語 炊飯器の蓋しめてねお星が見たくて盗む 前科三犯の歩道橋凧あげめっちゃ楽し〜 狂ってる……… 男だったらさらに友達いなかったのか 浮かぶ赤白のライト 逸らす黒いカイト糸を縒るライト 空を綯うカイトそれは通らないそれも見透すなんてある?歩…

行く人

目黒の長くて急な坂は雨に濡れた人間のにおいがしていた本来この時間には閉まっているはずの大圓寺の門扉が今日は開かれていた僕の目の前で人の群れに連なるように坂を上っていたおじさんが寺の前を通り過ぎながら何かを思案するような素振りを見せたそこか…

手紙を書くか〜 いやあれ星じゃなくてドローンやし 犬が集まる犬ストップ 好きなもの何?って全員に聞いて回りたいな あたらしい友達 青い夕焼け とほほが無駄になることってあるんですか? すごい博士「全部むだむだ…」 めっちゃ話しかけてくる牢屋(しゃべ牢…

7/20 さんぽ 7/21 アイス 7/22 7/23 人と話す 7/24 光 友達に 夢の前日 沖縄県西表島の西端に、五十人足らずが暮らす小さな集落がある。舟浮という名の通り、陸路は無く、船でしか行くことができない。 この集落に学校は一つしかない。子どもの数は私を入れ…

雪の匂い。積もっている雪はもう匂わない。 雪は空中を飛ぶ間生きていて、お互いに匂いで探り合っているけれど、一度離れた雪片は、もう恐らく二度とめぐり合うことはないだろう ↑なるほど 歩くにはよい この時ドヤヤ て周り36キョロしたけど誰もいなかった…

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外に出(そとにで)の記録 ⛱ 🕊 🚂 ぶら下が記 模型の飛行機おいこし曜日 2015-06-08 永遠に好きな女の子と水族館と温泉と牧場に行き 壊れたビデオになりたいな ⇧ホントだよアホ ⛸がしたい

🍨📺✈️

くだらね〜 6/21 🍨 アイスたべちゃお しかも棒のやつ 6/23 📺 you're an antenna, like a TVのこと 6/26 ✈️ 飛行機を24こ見たよ いいよな 白いし 7/1 💙 モジャンボちゃんのことを考えるといないのが悲しすぎて泣いてしまう(いるし) やさしポケモン 誰よりも いつ…

6さいの誕生日

6さいの誕生日(知のめざめ) 飛び石も逃げ水も車は知っている 訪れた川縁に はじめて鳴く河鹿を 教わらずともそれと知っている 巻きついた朝顔の 蔓を丁寧に解く事を なぜ怠ったのか知っている けれど、知を踏みつけて歩く おまえと僕が知っているのは自分…

隕石と象

☄ 隕石で突然 死んだ象に生前 戻りたい日が仮にあっても 進む毎に遠ざかることには気づけない 踏んだ草を食んだことも思い出せない 泥まじりの水たまりに足をとられても 自らの重さなど感じないままに ただ歩いていた日に 怖いはずの文章 後日みたら怖くな…

のやね新しい星大きくてキレイなものがまだある君ん家の隣を流れている川が今日は凍っている古びた橋の欄干に積もった雪を手ですくって川へ落とす「二年くらい寝てたいな」本当? そして新しい星を見つけます

息子が喜ぶと思った

Aは、はじめ雑居房におかれたが、他の囚人の不和・暴力を誘発するとして、のちに独居房へ移されている。 「Aは陰気で、独り言ばかり言い、規律を乱すので疎まれていた」同室の囚人Bの証言。 2010年8月12日14時過ぎ、Aは区内の中古玩具を取り扱う店舗に立ち寄…

多を閉じるごとに 尚、眠りながら是(ぜ)を うれし丸 もう会えない人のラーメン 皆が一様に歳をとりました 小樽・海鳴楼 古道具屋の奥で見つけた ほんとうに小さな木箱のオルゴールのこと 思い出しては悲しくてしかたがない おじさん 彼は知りたかったから そ…

総てに通じるドアがあったとて 誰もそれを開かない。 日当たりの悪い区民館の隅に三十年前から存在しているその扉の前を通るのは、隣接する児童館に向かう放課後のこども達と、首から札を下げた小男だけで、掃除夫すら扉を開かない。 一たび覗けば、川辺も…

あんたにもちゃんと夏くるよ帰りを待ってるトラックが生き物みたいで怖すぎる 車が街じゅうで激怒。※過去、げきおこに関する記述あり※過去、友人に関する記述あり※過去 砂のトンネル又は水に関する記述あり我がままをやめたら瞬きするのも見ていられた(これ…

国道を跨ぐ歩道橋に敷かれた 赤色をしたゴム製のタイルが 八月二十一日の陽射しに焼かれたとき 弛み、 人々のわずかな足跡を残した